
花粉症は、アレルギーの一種です。ですから、一度なってしまうと、症状に重い軽いはありますが、毎年花粉が飛散する時期になると、目のかゆみや充血などの症状が現れます。
では、花粉症で受診するのは眼科、耳鼻科、内科、小児科?と質問を受けますが、
目にかゆみが出る方は眼科受診をお勧めします。
![]() |
眼科でも点鼻薬や飲み薬を処方できますが、特に目の症状がひどい場合には、
ステロイド点眼を処方します。この場合には眼科受診が必要です。
ステロイド点眼の副作用である眼圧上昇や、感染症は眼科でしか
わからないからです。 |
飲み薬より鼻症状に効果が出るのと、眠気も出ません。また一番多い副作用は鼻出血くらいで、全身の副作用も少ないとされています。当院でも処方可能です。使う場合の留意点としては、すぐに効果が出る治療方法ではないので、花粉が飛び始めたら毎日使ったほうが良いということです。 |
ドライアイの治療をされていると、点眼薬に含まれる防腐剤が気になると思います。現在防腐剤なしのアレルギー用の目薬は、インタールUDとザジテンUDです。生理食塩水の点眼「ソフトサンティア」で目を洗うようにし、このアレルギーの目薬を使い、症状がひどい時にステロイド点眼を追加する、ということをおすすめしています。
基本的にはレンズ使用をお休みすることが一番です。レンズに花粉がついてしまうからです。どうしてもコンタクトレンズを使わなくてはならないなら、ハードか一日の使い捨てレンズをおすすめします。そのほうがアレルギー症状が出にくいのと、目薬を使いやすいからです。 |
|
昔から眼科で処方されていた点眼薬のほとんど(インタール、アレギサール、リザベン、ケタスなど)はこのマスト細胞に働き、アレルギー症状を起こす物質を外に出さないようにする働きがあります。その効果が出るまで2週間ほどかかります。
そのため、スギが飛ぶ前、1月末よりこれらの点眼薬を使うことにより、スギが飛び始めても症状が軽くなることがわかっていますので、スギ花粉症をお持ちの方はこの時期よりの治療をおすすめします。 |
![]() |
![]() |
当院では、飲み薬や点鼻薬の処方も行っています。目だけではなく、鼻にも症状が出る方は、診察時にその旨をお伝えください。また、これまで花粉症に対して使っていた薬がある方は、受診時にその名称をお伝えください。 |
これまでの点眼薬に加えて、ヒスタミンそのものの働きを抑制する点眼薬(ザジテン、リボスチンなど)を使用したり、それでも症状の強い場合にはステロイド点眼を併用します。ステロイド点眼は効果のある薬ですが、眼圧があがるなどの副作用があり、眼科での定期検査が重要です。
1. 花粉をさける:テレビなどの情報を参照し、花粉が多い日には外出しない、ゴーグルをつけるなどの工夫をする
2. 目を洗う:防腐剤の入っていない人工涙液(量が多くて使いやすいものにソフトサンティアがあります)を使う。市販の点眼のほとんど、そして目洗いカップ用の液体には防腐剤が入っているため、また水道水は消毒用の塩素が含まれるため、目の表面を傷をつくってしまい、目洗いには向いていません。
3. コンタクトレンズの使用はさける:レンズに花粉がつき、アレルギーの症状が強くなり、目やにがレンズにつくといった悪循環に陥りやすくなるので
どうしても使わなくてはならない場合には毎日の使い捨てをおすすめします。
|
アレルギーの原因(抗原と呼びます)が、やってきたあとに作られたIgE抗体がマスト細胞につくことにより、この細胞内の物質(ヒスタミンなど)が放出され、アレルギーの反応が起きます。特に、飛ぶ時期のはっきりしている花粉に対しては採血で原因を知り、治療の戦略をたてるといったことが重要になってきます。土曜に採血によるアレルギー検査をご希望の方は、お電話でご予約をお願いします。 |