花粉症

花粉症は何科に行けばよい?


スギ花粉症のシーズンになると悩む患者さんがネットで検索しているようですが、基本的にどの科(内科、耳鼻科、小児科、眼科)でも大丈夫と思ってください。
当院でも飲み薬、鼻のスプレーを処方しています(7歳以上)。7歳未満で鼻の症状が花粉症、アレルギーなのかどうかはっきりしない場合には、耳鼻科、小児科の受診をすすめています。目の症状が主な場合には何歳であっても眼科で大丈夫です。

毎年同じ飲み薬で効果が出ている方には三ヶ月分まで処方しています。初めて飲む場合や飲んでいた薬がわからない場合には一週間分ためしで処方しています。眠くなりにくい薬を選んでいますが、個人差があるため実際に飲んでみないと副作用がわからないからです。


目の症状が強く、ステロイド点眼を使わなくてはならない場合には、眼科で診察を受けてください。ステロイド剤の副作用のひとつである眼圧上昇の検査ができるのは眼科です。    

花粉症は、何より早めの対策が大切!


花粉症は、アレルギーの一種です。ですから、一度なってしまうと、症状に重い軽いはありますが、毎年花粉が飛散する時期になると、目のかゆみや充血などの症状が現れます。 スギ花粉は関東ではバレンタインデー(2月14日)のころから飛び始めます。その2週間前の一月末より治療を始めると効果的と言われています。

現在多く処方されている花粉症用の目薬はアレジオン、パタノール、リボスチン(レボカバスチン)、という抗ヒスタミン効果のある点眼で、治療効果も早くでますが、花粉のように飛ぶ時期がはっきりとわかっているアレルギーの場合、早めに使い始めるとより効果が出ることがわかっています。

その他の対策


  • 1. 花粉をさける:テレビなどの情報を参照し、花粉が多い日には外出しない、マスク、ゴーグルをつけるなどの工夫をする
  • 2. 目を洗う:防腐剤の入っていない人工涙液(量が多くて使いやすいものにソフトサンティアがあります)を使う。市販の点眼のほとんどに防腐剤が入っているため、また水道水は消毒用の塩素が含まれるため、目の表面を傷をつくってしまい、目洗いには向いていません。目洗いカップよりは点眼をして目の中から外へ洗い流す方法をおすすめします。
  • 3. コンタクトレンズの使用はさける:レンズに花粉がつき、アレルギーの症状が強くなり、目やにがレンズにつくといった悪循環に陥りやすくなるので
    どうしても使わなくてはならない場合には毎日の使い捨てをおすすめします。

眼科におけるアレルギー検査のおすすめ


飛ぶ時期のはっきりしている花粉に対しては採血で原因を知り、治療の戦略をたてるといったことが重要になってきます。当院では現在36種類の原因がわかる採血検査を行っています。平日5時半くらいまでなら予約なしで受診しても採血可能ですが、5時半以降、そして土曜日は予約をお願いします。保険が効いて窓口負担が5000円ほど追加になります。結果が出るまで数日かかります。

View 36の検査内容

アレルギー採血の内容

採血結果の例

アレルギー採血の結果一覧

主な花粉の飛ぶ時期

アレルギーの原因となる花粉の季節